内部統制システムと会社法
目次
- 会社法の施行
- 内部統制は大企業では義務
- 会社法施行規則
- 会社法の施行
- 会社法と内部統制システムについてみてみましょう。
会社法は、企業経営に自由と規律を求めるものです。
会社法の特徴は、これまで分散していた会社に関する規定、
商法第２編、有限会社法、商法特例法などを一本化しことと、個々の企業が経営環境の変化に対して、
柔軟に対応できるように会社制度が改革されたことが第一に挙げられます。
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- 内部統制は大企業では義務
- 会社法は、最低資本金制度の撤廃や新しい会社形態、資金調達や企業再編に関する規制緩和などが主に取り上げられていますが、
株主の利益を守る観点から、コーポレートガバナンスの強化も盛り込まれたのも特徴の一つです。
具体的に言いますと、これまで委員会等設置会社にのみ課されていた内部統制システムの構築が、
全ての大企業に対して義務付けられるようになった事です。 - 会社法施行規則
- 会社法施行規則で、内部統制システムの整備を求めています。
法施行日以降最初に開催される取締役会でこれらの内部統制システム体制について決定し、
その決議内容は新法施行後、２回目の定時株主総会における事業報告で開示することなります。
つまり有価証券報告書や決算短信などでの内容に当てはまります。
２００９年３月期からこの内部統制システムを行う必要があります。
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