実施基準
目次
- 実施基準とは
- 金融商品取引法の成立
- ６つの要素
- 実施基準とは
- 内部統制の実施基準とは、企業が内部統制を実施する際に留意すべき事項を取りまとめた、
実務上のガイドラインのことを言います。
金融商品取引法が成立した後、金融庁は有識者によって組織する企業会計審議会の内部統制部会を設置し、
この内部統制の実施基準を作成しました。
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- 金融商品取引法の成立
- 内部統制に関する金融商品取引法が２００６年に参院本会議で可決、成立しました。
この法律の意味する事は、上場企業は２００９年３月決算期以降は、
財務計算に関する情報の適正性を確保するための体制についての評価報告書つまり、
内部統制報告書を、内閣総理大臣に提出することが正式に義務づけられた事を意味します。 - ６つの要素
- 金融庁企業会計審議会は、２００６年１１月に実施基準案を公開しました。
それは内部統制の基本的枠組みの項に、内部統制の基本的要素として、
統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリングという
米トレッドウェイ委員会支援組織委員会の内部統制フレームワークにおける５つの構成要素に、
情報技術への対応が加えられたものでした。
それを元にその後実施基準が設けられました。
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